意外と知らない!パソコンの“シャットダウン”と“再起動”の違い
“シャットダウン”と“再起動”には、以下のような違いがありますので、パソコンの動作が遅い、ネットワークが繋がらないなど不安定な時は、“再起動”しましょう。
<シャットダウンと再起動のボタン>
電源ONからWindowsが起動するまでのプロセスを大きく分けると、以下の①~⑥のプロセスがあります。
①BIOS(Basic Input/Output System)の起動
②POST(Power On Self Test)の実行
③Windowsカーネルのロード
④デバイスドライバのロード・初期化
⑤ログイン
⑥ユーザープロファイルのロード
“再起動”では、上記の①~⑥を全て実施しますが、“シャットダウン”後の起動では「④デバイスドライバのロード・初期化」のプロセスを短縮する高速スタートアップとなります。
“シャットダウン”すると、次回の起動は、高速スタートアップとなるため「④デバイスドライバのロード・初期化」を行わずに起動し、動作が不安定になることがありますので、“シャットダウン“後に周辺機器などのデバイスに変更が生じた際には、不具合が発生する可能性があります。