ノジギク
もうすぐ8月も終わりだというのに、まだまだ暑い日が続きますね。
我が家の庭の草花も一部が枯れてしまい、植物にとっても厳しい夏となりました。
さて、現在放送中の朝ドラ「らんまん」は、植物学者・牧野富太郎さんがモデルの物語です。
毎週サブタイトルが付いており、8月21日の週は「ノジギク」でした。
ノジギクと言えば兵庫県の花ですが、県花に選ばれた理由が気になり、調べてみました。
ノジギクは日本の在来種で、牧野富太郎さんによって発見され、命名されました。
自生しているのは、本州(兵庫県以西)、四国、九州の海岸近くの山野ということで、
兵庫県がこの花が自然に咲く北限・東限と言われていることから、県花に選ばれたそうです。
ドラマの中でノジギクの素晴らしさが語られていたこともあり、少し地味に思っていた
県花が誇らしく思えてきました。
この猛暑に負けず、秋にはかわいい白い花を咲かせてくれることを願います。