IT用語の由来
仕事や日常で耳にするIT用語に
由来があることはご存知でしょうか。
いくつかご紹介します。
1.スパム(SPAM)
宣伝・ウイルス・フィッシング詐欺・架空請求などの
有害なメールやメッセージを一方的に大量送信すること言います。
SNSで不審なアカウントからメッセージが送られて来たため
「スパムアカウントとして通報」を行った経験のある方も多いのではないでしょうか。
このスパムですが、名前の由来はあの缶詰の「SPAM」です。
1970年代のSPAMのCMが商品名を連呼する内容だったようで、
とあるバラエティ番組がコントのネタに使用し、そこから広まったようです。
2.クッキー(Cookie)
EdgeやChromeでインターネットの閲覧をしていると
「Cookieを許可しますか」とのメッセージが表示された
ことがあると思います。
Cookieは一度接続したサイトの情報をブラウザに保存できる仕組みです。
例えば、Cookieを保存する事でログイン状態が保持され、
次に同じサイトに訪れた際に再ログインの手間を省く事ができます。
名前の由来ですが、同じ様な機能を持つIT用語である
「Magic Cookie」から来ています。更にその「Magic Cookie」の由来は
「フォーチュンクッキー」から来ているとの説があります。
「クッキーの中におみくじ(メッセージ)を埋め込む」という点が似ており、
語源になったのではないかという事です。
※その他にも様々な説があります。
3.パンくずリスト
弊社のホームページにもあるこちらです。
ホームページのどのページを辿ったのか表示する機能です。
こちらの元ネタは、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」です。
主人公の兄妹が森に入る時、迷わないようにパンくずを置いていった
場面から来ています。
以上、3つご紹介しました。
他にも由来がある用語はたくさんありますので、
気になった方は調べてみてはいかがでしょうか。